隠線処理【 hidden-line elimination 】
隠線処理とは、3Dグラフィックスに奥行きをつけるための処理の一つで、ある視点を定めてそこから見えない部分の線を消去すること。ある方向からワイヤーフレームモデルを見たときに、本来は隠れる裏側の部分を非表示にする処理です。
ワイヤフレームモデルは、線のみで立体を表わします。しかし本来隠れて見えないはずの面を構成する線を表示すると、視覚的に立体としてとらえにくくなってしまいます。そこで隠れて見えないはずの線を消去して立体をとらえやすくします。
立体を面の集合として表現するサーフェスモデルで、本来は隠れる裏側の面を消す処理を隠面処理と言います。
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